【執筆】1歳6か月健診は、お子さんの成長を見守る大切な機会
『今日の小児治療指針』が6年ぶりに改定されました。
このたび私は、その中の「1歳6か月児健診」の項目を執筆いたしました。


https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/116829
このような機会をいただき、信任してくださった崎山先生には深く感謝しております。
1歳6か月健診は、身長や体重を測るだけの健診ではありません。
ことばの発達、歩き方、手の使い方、食事の様子、生活リズム、周囲との関わり方など、お子さんの成長を幅広く確認する大切な節目です。
この時期は、保護者の方にとっても、
- ことばが少ない気がする
- 呼んでも振り向かないことがあって心配
- 偏食が強い
- 落ち着きがないように見える
- かんしゃくが強くて気になる
など、さまざまな不安が出てきやすい時期でもあります。
ただ、こうした心配は決して珍しいものではありません。
実際には、少し様子を見てよいこともありますし、早めに相談することで安心につながることもあります。
健診は「異常があるかどうかを決める場」だけではなく、保護者の方の不安や疑問を整理し、お子さんの育ちを一緒に見守る場でもあります。
今回執筆を担当する中で、1歳6か月健診の大切さを改めて感じました。
お子さんの成長にはそれぞれのペースがあります。
だからこそ、今の様子を丁寧に見て、「大丈夫なこと」と「相談したほうがよいこと」を一緒に整理していくことが重要だと考えています。
かるがもクリニックでは、乳幼児健診を、お子さんの発達を確認する機会であると同時に、保護者の方に安心して子育てをしていただくための大切な時間と考えています。
また、1か月健診では股関節エコーも取り入れ、成長の節目を丁寧に見ていくことを大切にしています。
お子さんのことで気になることがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
「受診するほどではないかもしれない」と感じるようなことでも、相談していただいて構いません。
小さな疑問や不安を、そのままにしないことが大切です。
これからも、地域の子どもたちとご家族に安心していただける医療を心がけてまいります。