X(旧Twitter)よりー子どもを守る「盾」

2026年度もよろしくお願いします。

 年末年始にX(旧Twitter)で、ワクチンについてとてもわかりやすく、心温まるポストを2つ見つけましたので、ご紹介させていただきます。
 まず、小児科医でVTuberの千幸まゆ先生のポストです。

 次に、山吹オルカ先生(オタク医師・時々VTuber)が、ふわふわのくまさんに描いていただいたイラスト付きのポストです。かわいらしい表現でワクチンの意味が伝わってきます。

 このイラストのように、私たち小児科医にとってワクチンは、子どもたちをさまざまな恐い感染症から守ってくれる「優しい盾」のように見えています。
 多くのワクチンは子どもを守るためにあります。そしてワクチンのコンセプトは「弱い病気を起こさせて、それに似た恐ろしい病気を予防する材料」です。医学がいかに進展しようとも、感染症の予防に有効で副作用ゼロというワクチンは開発できません。
 どのワクチンにも、まれに副反応が起こる可能性があります。また、さらに極めてまれですが、因果関係がはっきりしない重い症状が出るケースも否定はできません。
 それでも、これらのワクチンは、かつて多くの子どもたちを苦しめ、後遺症を残したり命を奪ったりしてきた感染症(ポリオ、麻疹、百日咳、破傷風、肺炎球菌、髄膜炎菌、ロタウイルスなど)から、お子さんをしっかり守ってくれています。

 ちなみにHPVワクチンは再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)にも効果があるようです。気の毒な病気なだけに、期待大です。

HPVワクチン接種で小児再発性呼吸器乳頭腫症の免疫応答が改善
https://academia.carenet.com/share/news/301a5b02-f919-441c-9c9a-50627367249b

 ワクチンのおかげで、今の子どもたちは、昔に比べてはるかに安全に、元気に育つことができるようになりました。どうかこれからも、安心して定期予防接種を受けていただければ幸いです。
 不安な点があれば、当院もしくはかかりつけの小児科医に相談ください。

 2026年が、みなさまとご家族にとって健やかで幸せな一年となりますように。