4月から四種混合ワクチンは生後2ヶ月からになります

世田谷区医師会からの通達です。

百日せきに係る定期の予防接種は、四種混合ワクチン、三種混合ワクチンが使用されていることを踏まえ、ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎及び破傷風に係る定期接種の接種対象年齢を生後3か月以上から生後2か月以上に拡大します。
またこれに伴い、不活化ポリオワクチンを使用する場合の接種対象年齢についても、生後3か月以上から生後2か月以上に拡大します。

 今まで生後3ヶ月で接種していた四種混合ワクチンは、4月1日から生後2ヶ月で接種できることになります(2023年2月1日生まれ以降)。4月1日の時点で生後2ヶ月になっているお子さんは、接種可能です。

 なお、以前百日咳ワクチンで脳症になると言われていました。そのため、一時期接種中止や接種年齢が引き上げられることもありました。しかし、ワクチン脳症と言われた殆どがドラベ症候群という先天性の病気であること考えれています。
https://www.karugamo-cl.jp/index.php?QBlog-20160502-1

 そもそも海外では通常生後2ヶ月で接種しているワクチンです。現在でも世田谷区では百日咳が度々報告されており、これで赤ちゃんの百日咳の被害が少しでも減ることを願います。

 下は百日咳の赤ちゃんです(閲覧注意)。