注意:現状では乳幼児は1月13日スタートが原則期限

現在は第8波の真っ最中です。

報告されている感染者数の割には医療が逼迫し死亡者が多いのは、全例を把握しきれいないからでしょう。

乳幼児(6m-4y)のワクチンは、「日本小児科学会は、生後6か月以上5歳未満のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨します。」としています。

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=466

世田谷区は現在6m-4yの人口は30万人超えなので、30人万人ものワクチンを3回スムーズに行うに大変なことです。

短期間に90万本分のワクチンを接種するためには、かかりつけ医のみならず集団接種での接種も必要になってくることでしょう。実際、港区などの地方自治体によっては、集団接種会場の接種を行っています。

しかし、世田谷区では現在、個別接種および東京都の大規模接種会場のみ、接種可能です。

正直当院でも乳幼児のコロナワクチンを常時接種できる訳では無いので、なかなか接種がすすみません。

そんな中、現状では乳幼児のワクチンは2023年3月31日で終了になります。

世田谷区のサイトから

※ 現時点で規定されている接種の実施期間は令和5年3月31日までです。実施期間中に初回接種(1~3回目接種)を完了するには、原則として1月13日(遅くとも1月15日)までに1回目の接種を受ける必要があります。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/003/005/006/013/002/d00200686.html

これだけだとよくわからないですね、

【2回目】1回目接種後、通常3週間の間隔を空けて、2回目接種を受けてください。

【3回目】2回目接種後、通常8週間の間隔を空けて、3回目接種を受けてください。

ということなので、逆算すると1月13日がタイムリミットになります。
ちなみに「遅くとも1月15日」と書いてあるのは、2回目は初回から19日の接種間隔(2日短縮)でもOKになるからです。

ただし、接種期限についてはあまり広報されることが無いようです。

新たに生まれてくるお子さんのことを考えれば、この期限はいずれ延長されるものとは思いますが、「生後6か月以上5歳未満のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨」という文言からは考えづらい対応です。

すでに接種期限について当院にも問い合わせが来ていますが、当院だけの対応ではどうすることもできません。ひとまずは接種は計画的にお願いします。