世田谷区のMRワクチンワクチン接種率

 今MRワクチンが逼迫(厚労省的には「偏在」)しているなか、こういうことを言うのは心苦しいのですが、MRワクチン1期(1歳)と2期(就学1年前)の接種率を取り上げてみます。

 麻疹に関しては多くの人がワクチンを接種することで集団免疫(群れ免疫)が得られます。一部の人が麻疹にかかっても感染させられる人がいなければ流行することはないのです。一般的に麻疹では95%以上の接種率が必要とされています。

 さて、世田谷区ですが平成26年度の接種率は、1期が91.6%、2期が84.2%と、お世辞にも高いとは言えません(港区は…)。

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 具体的な人数ですが世田谷区1期では7,448名の接種対象者のうち接種者は6,822名、2期では6,933名の接種対象者のうち、5,833名が未接種者です。それぞれ、626名、1,100名が未接種者で、数としてはかなり大きいです。

 もちろん既に感染した人や、臓器移植などで医学的に接種できない人もいるでしょう。何かしらの理由で自費で接種し、世田谷区が把握できないのかもしれません。しかし、ワクチンを接種できない人は世田谷区の接種率の低さに戦慄することになります。

 私達が日本で麻疹を心配せずに暮らせていけるには、麻疹ワクチンを多くの方々に接種してもらうのが必要です。

 世田谷区では定期接種の打ちそびれの方に対して、公費負担で接種をしています。麻しん・風しん未接種の2歳以上小学1年生までの方へ。打ちそびれの方は、医療機関に相談の上早めの接種をお願いします。地道な努力が必要です。

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