「普通の人」のための「普通に生きる」

 映画の上映会がようやく明日になりました。

http://apoc-theater.net/?m=20140329&cat=3

 私がこの映画を始めてみたのは、一昨年の12月の中野区医師会ででした。世田谷区でもこの映画を上映しようと心に決めていたのですが、遅れてしまったのはひとえに私の不手際です。お詫び申し上げます。

 障がいを持った人が今の日本で生きていくというのは大変なことです。地域によって差はあれ自治体の補助がありますが、それもずっと続くわけではありません。ある程度の年齢を超えると、支援は細くなってきます。象徴的なのは年齢が20才になった時でしょう。成人式は本来であれば「成人」として自立を祝う会(今は必ずしもそうではないかもしれませんが)です。当事者の中では、20年よくここまで生きてくれたという思いもあれば、これからどうやって自立していけばいいのか、という思いもあると思います。

 映画に出てくる施設、でら~とでは毎年「成人を祝う会」を行っています。成人になる彼らに向けての保護者のお話に耳を傾けていただければ幸いです。

 そしてこの映画は普通の人にも観ていただきたいと思います。私は明日から特別支援学級と普通学級を統合しろとは言いません。しかし、障がいを持った方が住みやすい社会というものは同時に普通の人にとっても住みやすい社会であることに変わりはありません。その意味は、この映画をご覧になればわかると思います。当院ではできるだけ「普通の人」にも観て頂こうと思います。

 よろしくお願いします。
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