輸入麻疹に注意!!(土着風疹も)

去年は風しんが大流行しました。

 国・地方自治体が抜本的な対策をしてこなかったために、多かれ少なかれ風疹は今年も流行し、先天性風疹症候群の報告も出てくるでしょう…

 この風疹は日本からある土着の風疹ですが、海外(主にフィリピン)からの輸入麻疹の報告が最近相次いでます。フィリピンでは麻疹が流行しているのです(台風被害支援などでフィリピンに渡航する場合は、麻疹・風疹のワクチンを接種したほうがいいかもしれません)。

 すでに川崎市からも報告が上がっています。

<速報>フィリピン渡航者からの麻疹ウイルス遺伝子型B3の検出―川崎市 (掲載日 2014/2/19)

 「私達の周りではフィリピン関係者もいないしフィリピンに行く予定もないから、世田谷にいる限り大丈夫」というわけではないのです。世田谷区も含め日本全国で麻疹が流行する素地があるのです。

 麻疹も風疹も長期免疫を保つためには、一歳以降で2回ワクチンを接種する必要があります。最近は1歳代で接種する1期、入学前に接種する2期で接種するようになっています。また、これまで1回しか接種しなかった世代を対象に平成20年度から平成24年度までの5年間に限り、これらの年代を対象とした3期(中学1年)・4期(高校3年)というのがありました。3期・4期は平成25年3月で終了しています。

 1期の接種率は高いものの、年齢が上がるに従って接種率が下がってきます。その傾向は東京都や神奈川県で顕著です。麻疹の免疫が無い(あるいは低い)人が多くなれば、それだけ麻疹が流行しやすくなります。

 2期・3期・4期を接種逃した方、またはこれまで麻疹に掛かったことのない成人の方は、風疹のみならず麻疹のワクチンも接種しましょう。

 世田谷区では19歳以上の女性であれば、麻疹風疹混合ワクチンを助成しています(今年の3月31日まで)。風疹流行阻止の目的ですが、麻疹流行阻止にも役立ちます。

【注意!】大人の風しん予防接種費用の一部を助成しています(妊婦の夫への助成は平成25年9月30日に終了しました)

 また1期を接種しそびれたお子さんにも、世田谷区では助成があります。

麻しん・風しん未接種の2歳以上小学1年生までの方へ

よろしくお願いします。
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